私は都立国際高校の在京外国人枠に合格しました。入試形態は一般や推薦とは異なり、英語か日本語のどちらかが選べる作文と面接です。私は英語の方が得意なのでこれを選択しました。国際高校を第一希望にした理由は、この高校が日本一の英語教育を誇っていて、外国にとても開かれていることです。私は元々フィリピンで生まれ、小学校を卒業したのですが、そんな私に一番合った学校だと感じました。最初に高校を訪れたのは2年2学期の学校説明会のときでした。生徒たちに笑顔や複数の言語で歓迎され、わかりやすい説明で私は魅了されました。そのとき以来ずっと第一志望が変わりませんでした。 進路を決めるときの一番大事なポイントは、自分に合った道を選ぶことです。まずは、自分のことをしっかりと理解し、何をどんな風にやりたいかを考えます。受験生の中には合格の安全圏外にある高校を希望する人が多いのですが、私は自分の能力に合った、学校生活が楽しくなるような高校をおすすめします。レベルの高い学校に入学してもその後の流れに付いて行けないと困ります。しっかりと志望校を決めましょう。 自分の選択に納得したら、次のステップは簡単です。(いや、一番難しいかもしれません。)それは受験勉強。自分の中に「必ずこの学校に合格したい」という思いがあればきっと成功します。勉強の総まとめで一番役に立つのはやはり過去問です。前にどんな問題が出たかを知っているのと知らないのとでは大違いです。過去問に勝てば本番も勝てます。 進路を決めるときの最後のポイントは、今までお世話になった人たちへの感謝を込めて本番を向かえることです。学校や塾の先生方、友達、そして家族のみんなに「ありがとう」といえるように頑張りましょう。